おぐり
愛知県でプライベートレッスン・スクールをやってるおぐりです。
今回はジュニア向けテニスチーム(スクール)の選び方について書いていきます。
今回の記事を書くにあたり他チーム・スクールを批判するつもりはありません。
ただ自分が感じたこととしてただの一意見として読んでください。
結論からいえば
平均モチベーションが高いところを選ぶのが大切です。
目次
モチベーションが大切?コーチの技量じゃなくて?
コーチの自分が言うのもなんですが、コーチの知識量などは今時そこまで重要ではないです。
何故なら正しい情報はネットにいくらでもあるからです。
日本でスポーツ科学もっと広まればさらに技術を伝えるという点おいてはコーチじゃなくても問題ありません。
アカデミックな部分については極論どこでも同じと言えます。
平均モチベーションとしたのはチームには色々な人が関わっているため
どこかが突出して高かったとしてもその他の部分で足を引っ張られる可能性あるからです。
ではどこを見るのか詳しく説明します。
コーチのモチベーション
分かりやすく言えば子供がいるかどうかを見てください。
コーチの子供がテニスをやっている上、年齢に近いとなったら候補に入れてもいいと思います。
テニスコーチも自分の子供がテニスをやっている場合本人のプライドやメンツのためにも
相当な労力をかけていると思います。
それに相乗りするのが候補に入れる理由です。
他にも他の場所でのレッスン受講を禁止していないなどが挙げられます。
先述した通りアカデミックな部分は大差ないので、チームなどで学ぶべき要素はメンタル・考え方などが多くなります。
そこまで理解をしているコーチであれば、外の世界で様々な経験をすることについて否定的な人はいないでしょう。
他選手達のモチベーション
コーチのモチベーションと相関があるように思いますが、実は微妙に違う点があります。
どこかのチームが強くなる流れとしては、
- 強い選手が単発で出現
- 強い選手を見て自分も強くなりたいと思う選手が所属する
- 2の選手もモチベーションが高いので比較的好成績を出し知名度が上がる
- スクール名で強い選手が集まるので2へ繰り返す
大体こんな感じなのかなと思います。
ここで問題になってくるのが4のあたりで強いスクールに所属したら強くなれるという
所属しているだけで上手くなろうとする選手が多い場合です。
これは選手自体が思っているというよりは、親が思っていても同様です。
例えば長距離で限界を追い込むトレーニングをしている時に選手本人に高いモチベーションがなければ限界まで追い込むことをしませんよね?
それを見た他の選手もまた「あれぐらいでいいんだ」と思って負のスパイラルが発生します。
ここでモチベーションが高い選手が大半であれば
ちゃんとやれない選手として周りから見られるのを嫌い
モチベーションが低い選手も強制的に引き上げることができます。
他選手達の親のモチベーション
見逃しがちですがこれも大切です。
ただ親のモチベーションは諸刃の剣の部分もあります。
しかし場合によっては迷惑を被る可能性もあります。
中学生までは親のモチベーション次第で全国大会に出れるぐらいのパワーはあると思っています。
最近は効率的な行動を勘違いしている人も増えてきています。
そのプロ側のレベルも低いことが多く全部が間違っているとは思いませんが
中途半端な知識を集めてプロに対抗するのはよいとは言えません。
任せるところ・自分でやるところしっかり分けて考えられる人が近くにいると
自分が迷ったときによい相談相手になると思います。
一番は直接話すことですが、試合会場などでも確認することができると思いますので
試合出ていなくても見に行ってみるのはありなのかなと思います。
まとめ
長く書きましたが、チーム選び方の1つとして紹介しました
モチベーションだけで決めるものどうかと思います。
ただ1つの指標・考え方として再度考えてみてもいいと思います。
結局今後必要なコーチの能力は選手に色々な経験をさせて、自ら考えさせることが重要なのかなと思います。
例えすぐに結果が出なくても大丈夫。このチームなら任せられるところが見つかるといいなと思います。